カワラヒワ [野鳥]
まだいたの? [野鳥]
ミヤマホオジロ [野鳥]
「初恋」 [野鳥]
ツグミです。
若い頃読んだツルゲーネフの小説「初恋」に、登場人物が猟に出かける場面がありました。ツグミを撃ちに行くのですが、読みながら私はツグミがどんな鳥なのかわからず、もどかしい思いをした覚えがあります。
このころから、鳥や花の名前を知らないことに対してコンプレックスを持っていたのですが、最近、デジカメで野鳥を撮るようになって、ようやくツグミがどんな鳥かわかるようになりました。
鳩より少し小さいくらいの鳥です。冬になると、家の裏の畑の空き地でぼんやりしている姿をよく見ます。カメラを持って近づいても、よほど近寄らない限り逃げませんし、逃げても飛び立つわけではなく、ちょんちょんと歩いて逃げるだけです。
そんな姿を見て、なるほどこんな鳥だから、猟の対象になるのだと納得がいきました。ほとんどの野鳥は、カメラを向けただけで、逃げていってしまうのに、この鳥なら、すぐに鉄砲の餌食になってしまうことは間違いなさそうです。
ウグイス初鳴き [野鳥]
ウグイスです。鳴き声と違って地味な容姿です。
今の時期、ウグイスはジィッ、ジィッと地鳴きです。体が小さい割に大きな声で鳴くのですが、藪や灌木の枝葉が入り組んだ暗い影に潜んでいてなかなか姿を見ることができません。
もう少しすると、草や葉が生い茂ってきてますます姿が見つけられなくなります。この間、地鳴きがするので、撮ってみたのですが、残念ながら、ピンぼけでした。今日は地鳴きの前で、もう少し長く粘ってみました。
声がするところ、当てずっぽうでシャッターを押しまくりました。撮った写真がこれです。この中に潜むウグイスを見つけるのは、まるでジグソーパズルのピースを見つける作業のようです。
ズームアップしてトリミング、いました、いました。 こんなに臆病な鳥です。
少しぼけ気味ですが、何とか全身が撮れました。この個体ではなかったのですが、別のところではウグイスの初鳴きを聞きました。まだ声も小さくてたどたどしかったのですが、春近しを感じました。